2015
11/04

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楽しい思い出と記憶のメカニズム

楽しい思い出が人生を過ごす上で大きな支えになると感じている人も多いでしょう。苦しい時でも、楽しい時のことを思い出すことで乗り切っているという人もいるはずです。人間にはいろいろな記憶が残りますが、楽しい記憶もあれば苦しい記憶もあります。さらに言えば、あまり記憶に残らないこともあるでしょう。人間の記憶のメカニズムについて少し詳しい知識を知っておくと、自分の記憶をうまくコントロールし、楽しい記憶とたくさん触れ合い、苦しい記憶は本当に必要な時だけ向き合うということができるようになるかもしれません。そういったコントロールができれば、より楽しい人生を送れるのではないでしょうか。
人がある現象に出会った時は、まず扁桃体というところで好き嫌いや恐怖等の判定が行われます。その上で、その記憶は海馬というところに送られます。その後は、長期的に何度も思い出せる長期記憶に移行されるか、生きていく上であまり有効でない情報として短期記憶として扱われるかが決まるります。短期間で忘れてしまうかどうかの判定は海馬が行っていると言われています。扁桃体が強く反応したものについては、生存に関わるかもしれないものとして長期記憶に移行することが多いです。さらに、何度も同じ現象に出くわすと、これも生存に不可欠だと判断し長期記憶として保存されることになります。こういったメカニズムを知っておけば、楽しいと思ったことを覚えているうちに何度も反芻することで確実に長期記憶にすることができ、楽しい人生が送れるようになるかもしれません。

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